既に、ご承知の事と思いますが、平成15年度も平成14年度に続き、地盤関連の事故金額が、住宅保証機構の中で、大きなウェイトを占めています。ちなみに事故物件の調査は全てSS調査です。住宅保証機構では、事故例から、切土盛土混在地盤・擁壁埋め戻し地盤、特に造成5年未満の敷地を対象に新たな基準を盛込むことも決定したようです。(日経ホームビルダー4月号)ただ、最終的判断とその基となるデータの考え方を専門家(?)に相談するというところがあいまいで、責任の所在をめぐる質疑がこれからでてきそうです。ではありますが、1宅地に50万から100万の改良工事を安心を得る為とはいえ、そう安易にかけられるものではないというのが一般的な感覚ではないでしょうか?実際に、改良率が50%以上などと聞くと、木造家屋としては、余程軟弱地盤ばかり選択しなければ有りえない異常な数値と思ってしまいます。最近の雑誌広告で、SS式調査会社大手のJ*S社さんが、改良率20%台をPRしていますが、急に比率が落ちるのも解せません!最近は、基礎形状がほとんどベタ基礎なので、建物荷重は分散されます。建物の実際の重さを考えて、30KN/㎡(約3t/㎡)以下の支持力をいかに精度高く計測できるかが重要となってくるわけです。先日、久しぶりに地盤調査の依頼を頂いた工務店様から話を聞きました。「他社で調査していたんですか」と尋ねますと、「やってなかったんだ。地元ばかりだからね」ということでした。後になって、立て続けに2件地盤沈下事故が発生してしまったということを聞きました。