SS式(スウェ−デン式サウンディング調査)は、槍のような棒を地盤に突刺しねじ込んでいくわけですから、地中の障害物は、調査の大敵となります。棒の径は30mm位ですが、そこは土の中ですから、小さな障害物もかわすのは大変です。関東では、火山灰系の関東ローム層などでは、左程の苦労はないかもしれません。表層のガラなどが問題でしょう。
さて、最近の調査で湯河原の調査がありました。箱根から湯河原にかけては、火山灰土の中に、自然の堆積岩がよくでてきます。特に、箱根では顕著ですが、玉石などと呼ばれる4tから5tもある丸みを帯びた石がでてきたりします。しかし、これは自然地盤なのです。湯河原でも、大小様々な石があるようでした。一部掘削されているところがあり確認することができました。ただ、まばらな感じで、大きさも大きくて20cm位なものでした。しかしながら、SS式調査では、この地盤は調査不可となってしまいました。そこで、急遽、お呼びがかかりました。経緯を聞いていただけに、正直いって不安でした。しかし、自然地盤というのは安定しているもので、特に問題なく10Mまでの調査を1宅地5ポイント完了できました。大小の石を含んだ地盤の支持力が明らかになりました。結果を工務店様に報告し、喜んでいただくことができました。