[地盤情報]  第18回(2005年08月掲載)

雨の日と地盤調査!

以前にもご紹介致しましたが、「表面波探査は、雨の日には支持力が弱く出るのでは」という疑問を、同じ敷地で、雨の日と晴れの日に、まったく同じポイントでの調査を何度か行い、完全に解消しました。

もちろん雨で、表層がぐちゃぐちゃにぬかるみ、調査不能になったことはありますが、その時は、パソコンがデータを形にしませんので、まったくの調査不可能になるわけです。

ところで、スウェーデン式サウンディング調査(SS調査)の場合はどうでしょうか?水分を含んだ粘性土では、ロッドは貫入しやすくなり、実際に支持力があっても地下水位以下では、5m下でも自沈してしまいます。

先日、地域的に地盤の良し悪しが複層している敷地での調査を実施しました。前の日から雨で、調査1日中雨でした。表面波では、1m位より支持力があがり、3m位まで充分な支持力で、又、支持力が落ちていく地盤となりました。同時に実施したSS調査ではずっと自沈して8m位までいきました。私どもでは、1mの表層改良工事を提案しました。1週間後、改良工事を行いました。−調査の翌日からは晴天でした。−0.2ユンボが1m位より、ガリガリと音をたてだしました。見るとシルト系の土丹で、色も青みがかって酸化していません。さすがにこの状態では、SS調査でも自沈しないでしょう。

雨の日のSS調査では、シルト系・粘性土系の土質は要注意!こんなにも違うものかと驚きました。

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