[地盤情報]  第21回(2005年11月掲載)

埋立地などの地盤補強について、その2

地面から深くなるに伴い、荷重が分散していく応力分散について考えてみます。ベタ基礎のように荷重が分散される形状においては、ある応力分散の公式より、10m×6mの2階建て木造にて、20KN/m2の支持力として、深さ4mにて、40%位の荷重となることがわかります。つまり、上載加重が20KN/m2とすると、4m下で8KN/m2位となるということです。もちろん、独立基礎や布基礎では、条件が異なってきます。

このことを考えてみますと、地盤補強で怖いのは柱状改良工事となります。摩擦力だけに頼ることになりますと、杭先端に上載加重を集中して受けることになり、杭先端の盤に対しては、何もしないより条件を悪くしてしまう可能性があるわけです。

考え方としては、上層部分をしっかりと固め、支持力を上げることと、荷重をできうる限り分散させることとなります。割栗を厚く施工するのも効果があります。

美装では、ジオクロスというデュポン社製の特殊シートを張り込み、張力と摩擦力で不同沈下を抑える工法を採用しております。

あくまでも地盤状況によってですが、表面をセメント系固化材でしっかりと固め、その上にジオクロスを施工することで、充分な効果を期待することができます。もちろん地盤保証の対象の工法です。25mの杭施工も1つの方法ですが、費用はかなりな事になりますね。

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