[地盤情報]  第25回(2006年03月掲載)

既存の建物がある状態での地盤調査

以前から、既存の建物の周りでの調査は行っていましたが、ケースバイケースで、状況によっては、調査のできる箇所が1箇所だけだったということもありました。傾斜地で、建物の南北で調査をしたかったものの、一面の調査がやっとということもありました。実際には、出来るだけ、事前に下見をして調査の可能性を連絡し、尚且つ、予想通りの調査ポイントとならないことを承知して頂いて調査を行っています。
ここのところ、建替えのお客様に対して、事前調査を行い、更地になってから本調査を実施する工務店様が増えています。ハウスメーカーの中で、このようなやり方をしているところがあるそうです。美装表面波探査調査のメリットとしては、土中の配管等を傷める危険がないこと、精度の高い調査ができることが上げられますが、デメリットとして、ある程度(最低でも1m×2m位の広さ)のスペースが必要だということです。加えて、振動を利用した調査なので、擁壁と建物の基礎の間の狭いスペースでは、振動が増幅してしまう危険があります。
コンクリートのタタキの部分はまず調査はできませんが、アスファルトの上は、結構調査が可能です。又、当社の調査は、地盤保証前提の調査なので、既存まわりの調査では、コメントも書けません。住宅保証機構と同じスタンスです。しかし、事前調査によって、地盤補強の有無や程度がある程度確認できることは大きなメリットと思われます。

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