そろそろ、立替の工事で、地盤補強が実施された現場に対する相談が出てきています。やはり、補強工事は、小口径鋼管杭です。耐久年数や施工精度など、これらの杭の支持力をあてにすることはできません。意外ときれいでしっかりとした杭に出くわすので驚きます。処理としては、基礎下で杭を切断します。根切りが深くなる可能性が高く、根切りもめんどうです。再度、杭での地盤補強の場合は、配置から、以前の杭を避ける為、増し杭となる可能性がでます。
セメント系の固化材使用の表層改良工事ですと、表層は、長い時間がたっているので硬くて当たり前、その下の調査が重要となりますが、これはSS調査ではできず、表面波調査しか使えません。
もし、改良下部に充分な支持力がない場合は、対応が大変ですね。しかし、下部の支持力が充分であれば、長い目でみると有利な工法かもしれません。最もやっかいなのは柱状改良工事でしょう。
鋼管杭のようには簡単に切断できず、これらの杭の支持力を計算にいれることもできず、新たな地盤補強の施工も難しいです。長い目でみると芳しくない工法の筆頭だと思います。