地震は、発生地点から地盤深部を伝わってきて、表層地盤で増幅されて建物に被害を与えます。この表層地盤での振動の状態を知るのに表面波探査が適していることはいうまでもありません。
私は専門外ですが、構造計算においても限界構造計算において地盤の速度が適用されているそうです。又、耐震診断においても、地盤の速度から計算が行われるようになったそうです。ただ、現状では速度を求めるのにボーリングデータが前提となっております。ですから、近隣のデータでもない限り費用が大変です。もし、このような要望があれば、是非ともご相談下さい。
又、液状化問題もボーリングデータが前提と思われています。しかし、費用の問題から、スウェーデン式サウンディング調査(SS調査)でお茶を濁していたり、それを建築主事がなんとなく認めていたりと思えるような状況だと感じます。しかし、液状化の判断に必要な要素は、土質と水位と地盤の伝播速度です。そして、土質も水位も表層が重要なので、表面波探査と簡易なサンプラーとで液状化の計算ができます。
もちろん、サンプラーの作業と液状化計算の作業はプラスとなる費用ですが、ボーリング調査を考えれば、かなり安くなるはずです。きちんとした液状化調査を考えていらっしゃる方は、是非ともご相談下さい。