[地盤情報]  第37回(2007年03月掲載)

擁壁に対する地盤補強について(クボタダグパイル)

先月号で紹介しました法改正の影響でしょうか、擁壁に対する地盤補強についての問い合わせが増えております。

2mを超える擁壁では、期待される支持力は、10t/㎡以上となることが多いです。この支持力に満たない地盤の場合は、地盤補強が必要となるわけです。補強工事として、表層改良工事を実施し、確認検査を平板載荷で行うというパターンもありますが、10t/㎡以上の支持力を表層改良工事で発生させるのは、なかなか難しい技術であり、深部の地盤の支持力が低い場合には危険なことにもなります。

比較的設計頻度の多いのは、柱状改良工事ですが、擁壁下部全体を施工することとなり、費用も工期も影響が大きいです。支持層が手頃な深さにあれば、鋼管杭での施工も可能ですが、1本当りの支持力が小さく、本数が多くなってしまいます。

そこで、1本当りの支持力を10t位とれる認定の鋼管杭が注目されてきました。しかし、認定杭は、限定され価格が高く、状況によっては、ボーリング調査が必要になります。なかなか取っ付きにくいところがありました。美装で紹介したい工法は、クボタの工法でダグパイルという工法です。現在、実績を積んでおりますが、材料も普通の鋼管ではなく、施工もオリジナリティがあります。

なんといっても、価格が安く押えられるのがメリットです。今後、実施例をご紹介していきたいと思います。

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