総合土木研究所主催の「N値とその利用」講習会に参加しました。
美装の表面波探査調査法では、地盤内の振動による速度から、地盤支持力を換算します。なので、N値とは直接絡んできません。しかし、私どもの手元には、日々、スェーデン式サウンディング調査(SS調査)のデータや、ボーリングデータがFAXにて送られ、検討するように依頼されております。
表面波とSS調査で、大きく異なっている点として、SS調査での自沈層(N値=0)においても、表面波探査法においては支持力があるということです。
特に表層部においての判断の違いが、地盤補強の有無に関わってきます。今回の講習会の中でも、「N値は、5m以浅において、特に、低いN値の地盤での支持力との相関関係に、バラツキが大きい」ということでした。又、「砂質土よりも粘性土において顕著である。」とのことです。
簡単に言うと、浅くて柔らかい地盤でのN値は、支持力と一致しにくいということです。
SS調査は、回転数からN値への換算なので、同じ傾向となります。現状のqa=30+0.6Nswという換算式では、自沈しても30KN/㎡となってしまうので、自沈層は評価対象外とも思われます。稲田式での換算の方が、現実に即している気もします。
美装でも、表面波探査法とSS調査を併用することで、データの比較を行っておりますが、やはり、自沈層(N値=0)での地盤評価としては、表面波探査法が、力を発揮していると思われます!