地下水位の確認調査をスウェーデン式サウンディング調査(SS調査)にて代用する場合が多々ありますが、これは、当てにならないものです。
ロッドを抜いた状態で、その孔にメジャーを入れて確かめる場合でも、孔壁が崩れロッドの濡れた部分から深度を推定する場合にしても、雨天では不可能ですし、雨天の前後では水位の変動が大きい可能性も高いです。又、土中の水圧の影響もあり、しばらくは、実際の水圧よりも上昇する可能性も高いでしょう。
そこで、実際に水位を確認するには、井戸を掘り、水位計を使い、時間をかけて調査することになります。特に、海が近いと潮の干満によって水位が変動する可能性も高く、それによって、地下構造物の計画が異なってくることになります。
最近、私どもで行った水位調査が、海に近い場所での潮の満ち干きの影響の確認でした。井戸は、ボーリングマシンによって行いましたが、非常にコンパクトな機械で、性能も良く、振動を利用した掘削スピードの速いマシンでした。4mの掘削でしたが、途中のコンクリート構造物を抜いてでも、半日とかからず、水位計のセットが完了しました。