基本的には、4号建築は対象外ですが、木造3階建てやアパートの確認申請時において地盤調査報告書と、その判定に改良工事がある場合は、工事の計画書と計算書の提出が求められています。
この21年5月の確認申請機関からの指示などにより、より徹底されてきたようです。計算の根拠となる考え方は、例えば、「神奈川県構造関連取扱い基準集」「建築物のための改良地盤の設計及び品質管理指針(表層・浅層工法)」「小規模建築物基礎設計指針」があると思います。最も実際に即した計算例を掲載しているのは「小規模建築物基礎設計指針」ではないでしょうか。内容については以前にも紹介させて頂いたことがあります。
現在の地盤調査の判定基準においては、スウェーデン式サウンディング法において改良判定とならない地盤はかなり稀だと思われます。美装の表面波探査法にても、最近は、長期優良住宅など2階建てでも30KN/㎡前後の支持力を求められるケースもあり、改良の比率は、増えてくる傾向があります。現状の30%の改良率は上がってくるかもしれません。実際にこの現状には納得いかない方も多いでしょう。計算書も建物荷重設定によって結果は、当然のことですが大きく変わってきます。
以前は、建物の実荷重から検討して、2階建てで15KN/㎡、3階建てで20KN/㎡を工事の荷重設定としていました。それでも安全率を見ていると判断していたのですが、現状では、2階建てで20KN/㎡、3階建てで30KN/㎡という設定で指示されることが普通となってきました。
1.3倍から1.5倍の増加がそのまま工事内容に反映されるとは限りませんが、増加することは間違いありません。なぜこのようになるのか理由ははっきりとはわかりません。安易な工事計画からの事故が多発しているのでしょうか?しかし、そのような情報は入ってきていないのですが・・・