[地盤情報]  第77回(2010年08月掲載)

地盤補強工事の新工法について・・・2 

先月に続き、最近の地盤補強新工法ということで、一般的な改良工法の支持層が存在しない超軟弱地盤での改良工法を紹介します。
木造建築は、コンクリートの建物に比べれば、はるかに軽い構造物です。そこを考慮して、いわゆる浮き基礎の考え方を使った工法が開発されています。当社ではおなじみのジオクロス工法もその一種です。ただ、考え方としては、既存の土を除去し、そこに強度はあるが重量の少ない材料で置き換えることで、建物の荷重と相殺させます。
以前からの代表的な工法に、性能表示をとっているコロンブス工法があります。しかし、対象が、木造より重量物であると思われる施工法ですので、費用も含め、なかなか採用に至りません。
より、簡易で、費用を抑えた工法の1つは、スーパージオ工法です。除去した土の変わりに、ポリプロピレン製のスーパージオ(見た目は、ビールケースのような形ですが)で置き換えます。
もう1つの工法として、コロンブス工法のように、EPSで、土と置き換えるのが、SP工法です。こちらは、性能表示取得済みです。
どちらも、基礎形状を変化させることなく(地中梁形式にしたり)施工できるメリットがあります。両工法の別の大きなメリットとして、施工に重機の必要が無いことで、全て人の手で施工ができるということです。



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