[地盤情報]  第91回(2011年10月掲載)

改良工事は多すぎる?地盤沈下事故はどんな時に起こるのか? 第10回
「地盤沈下を防ぐ為に 2」


地盤調査の結果、直接基礎の判定が不可となり、地盤補強の検討となった場合、恐らく、最も多い工法は柱状改良工法でしょう。

いわゆる摩擦杭と言われている工法です。最近では、柱状改良工法での問題点が顕在化し、特殊な鋼管杭の採用を行っている改良工事業者も増えています。(当社も、両方行っています。)

杭は、建築では一般的な工法です。ただ、基本は、支持層に到達していることです。そうでない摩擦杭にそれゆえの問題が発生しているのが現状です。しかし、何度か説明させて頂いているように、私どもの対象としている木造住宅は、建築のなかでは、重量が軽く、現在、ほぼ100%採用されているベタ基礎により直接基礎とすると、分散荷重となり、より小さい支持力での対応が可能となるわけです。

杭での補強は、分散荷重を集中荷重に変えてしまいます。そこで、地盤の状況によってですが、浅い地盤での対応のメリットがでてくるわけです。

例えば、根切り深度を下げる。一部深基礎にするのも効果があります。地盤支持力というのは、3つの要素からなっており、砂の要素と粘土の要素と、根切り深度の要素です。この根切り深度の要素の考え方です。

もう1つ、恐らく大きな要素であろうものに、浮力があると思います。他に表層改良工事や砕石置換があります。特殊なところでは、シート工法であるジオクロス工事や、発泡系ボードを使うコロンブス工法やSP工法などがあります。

地盤調査から地盤改良、保証についてのお問合せは「美装宅地地盤保証」へ。

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