[インテリアからこんにちは] 第4回

―「捨てる」・「収納」―

 

陽光きらめく、たけなわの春ですね。明るい日差しは暖かいのですが、今まで気にならなかった室内の乱雑さをハッキリとさせてしまいます。

今回は上質のインテリアをつくるために欠くことのできない「捨てる」・「収納」についての話です。

?.「捨てる」

本当に大切なものだけと暮らすのが豊かな生活です。まず袋を用意しましょう。

1. 同じ目的で使うモノを袋分けする
2. 別の部屋に移すモノをそれぞれまとめる
3. 必要かどうかすぐに判断のつかないモノを入れる
4. リサイクルに出すモノ
5. 捨てるモノ

?.「収納」

「収納」することは、“しまうため”ではなく“使うため”にするということを自覚しましょう。

1. 指定席を決める

2. 個人のモノ、家族で使うモノを分ける
例えば、地図や時刻表などは1ヶ所に決めておく。

3. 一時置き場をつくる〜各人の郵便物など

4. 収納便利品の活用
  ホームセンターなどには分類に便利なグッズがたくさんある。

5. 引き出しや可動棚を上手に利用

6. 奥行きの深い棚より浅い棚

7. よく使うものとイベントもの(お雛さま・クリスマスなど)の分類

8. コンビニやスーパーをわが家の食品庫・収納庫と考えてムダな買い溜めはしない

9. 70%のゆったり収納をキープする

10. 収納場所は狭いスペースでも収納グッズの利用や工夫次第で作り出せるもの

先日、収納のカリスマ先生がハウジングメーカーと共同開発したモデルハウスを見学しました。玄関脇の広めのシューズクローゼットやユーティリティーの充実に感心しながら、約20畳のリビングダイニングに入ると、TV・ソファ・ダイニングセット・チェストが置かれ、普通と変わらないモデルルームです。・・・と思いきや違いました!

正面TVの両サイドに床から天井までの引戸があり、開けるとウォークインクローゼットになっていて、巾3.6メートルくらいの壁一面が収納棚です。これなら、ゲームでも雑誌でもヨガ用のマットでも使ったモノが全部しまえ、もと通りの上質空間が保てます。“使うものの近くに収納”の考え方を設計に取り入れて実践した点、さすがです。2階寝室のウォークインクローゼットも一見普通でしたが、床にレールが敷いてあり、収納家具をレールで移動させると奥の収納が出てきて、空間がより活用できる考え方が参考になります。

こうしたいろいろな知恵を学んで、現代人の永遠のテーマ「捨てる」「収納」の生活習慣ダイエットを身につけたいですね!

 

参考写真
奥行き25cm長さ3.6mの玄関収納。
何でも入って便利です。
奥行き50cm長さ4.5mの飾り棚も兼ねた収納。
季節変りの衣類まで納まっています。

 

 

小玉 靖子プロフィール

[こだま・やすこ] インテリアコーディネーター。小玉靖子スペーススタジオ代表。日本フリーランスインテリアコーディネーター協会相談役。インテリアプランナー・キッチンスペシャリスト・二級建築士の資格も取得。著書に「インテリアコーディネーション」「インテリアアクセサリー」など。

 

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