[インテリアからこんにちは] 第8回(2007年8月掲載)

睡眠とインテリア

 

いよいよ夏本番がやってまいりました。眠りの環境を見直して、楽しい夏を過ごしましょう。今回は睡眠とインテリアの話です。

●睡眠の役割

人間の脳は眠っている間に成長ホルモンを分泌させます。成長ホルモンは細胞の新陳代謝を促し、皮膚や臓器の成長になくてはならないもの。睡眠は脳と身体を再生させるために大切なものなのです。

○睡眠のリズム
睡眠にはノンレム睡眠とレム睡眠が約1時間半程度の周期で交互におとずれます。レム睡眠は、身体は眠っているのに脳の一部は起きている状態。まぶたの下で眼球はキョロキョロしています。夢を見るのも主にこのときです。ノンレム睡眠は、ぐっすり眠った状態で脳の休息に深く関係しています。

○体内時計
人類が太古の昔より日の光を頼りに暮らしていたことに由来して、朝日とともに目覚めるのが、「体内時計」に従った生活です。“脳を鍛える”ゲームソフトでおなじみの川島隆太教授も「脳の機能は午前中の方がレベルが高い」と早起きをすすめています。

●眠りの環境 

眠りの環境を整えることが、明日の健康にとって大事な要素です。ここで基本的な眠りの環境をチェックしてみましょう。

○よいマットレスとは
人は柔らかすぎるマットレスに横になると、重力によって一番重い骨盤部分が落ち込んで身体に負担をかけ、よい睡眠ができません。
自然な寝姿勢を保つための「体圧分散」がマットレス選びのポイントです。

合わないマットレスは、腰痛の原因になることもあります。

○まくら
カラダに合ったまくらを探しましょう。
合わないまくらは肩こり、首の痛み、いびきの原因になることがあります。

○室内の遮光
室内の暗さも睡眠にとって大切です。最近、リーズナブルで上質感のある遮光カーテンが出回ってきました。ぜひショールームで確かめてください。
遮光カーテンを使った場合、朝の目覚めのために隅を少し開けて休みましょう。

○コップ一杯の水分
一晩でコップ一杯分の水分が発散されるといわれます。掛け布団・シーツ・ベットパットも、吸湿・除湿を考慮して選びましょう。

このように、眠りの環境と健康は直結していますね。どうぞ睡眠環境を見直して健康な夏を満喫してください。 

小玉 靖子プロフィール

[こだま・やすこ] インテリアコーディネーター。小玉靖子スペーススタジオ代表。日本フリーランスインテリアコーディネーター協会相談役。インテリアプランナー・キッチンスペシャリスト・二級建築士の資格も取得。著書に「インテリアコーディネーション」「インテリアアクセサリー」など。

 

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