[工務店とリフォーム] 第9回(2006年12月掲載)

大掃除の季節、“忙しいアナタ”の味方ハウスクリーニング

師走に入ったからといって、昨今の家庭では昔ほど年末年始に絡む仕事や行事に執着することも少なくなりました。多くの物事が商品化され、モノやサービスとして購入することができるようになったからでしょう。

そうしたなかで、掃除に関しては日頃の怠惰を反省して“大掃除”をしようというプレッシャーを感じている人は多いのではないでしょうか。そのうち片づけようと、気になっていたキッチンのレンジ回り、トイレの茶色い汚れ、浴室の流れの悪くなった排水溝、窓ガラスだって磨いたのはいつのことか、この年末までに決行しなければ、いつになることやら、プレッシャーは募るばかりです。


エイヤーで家族全員を巻き込んで取り組めば、掃除も案外楽しいものです。ピカピカになった仕上がりを見れば達成感もひとしおです。しかし、わかっちゃいるけど時間がとれない、そんな“忙しいアナタ”に味方してくれるのがハウスクリーニングというサービスです。

最近では、このビジネスに将来性をがあると踏んだのでしょう、この分野の老舗である便利屋さんだけでなく、引っ越し業者やダスキンなど清掃用具レンタル業者も進出しています。さらに、リフォーム業者や工務店も本来の仕事であるリフォームを受注するための情報収集にも役立つと取り組むところが出現してきました。


そんなわけで、ウェブ上やタウンページにあたれば、それほど苦労することなく掃除をしてくれるプロを捜すことができるようになりました。便利になったものです。

そこで、ハウスクリーニングを頼むにあたって、単に掃除をしてもらうだけでなく先々のことも考えて、業者を選ぶことが賢明です。

掃除のついでに、ゆるんで使い勝手が悪かった蛇口を直してもらいたい、ペットが引っ掻いた壁紙や襖を補修してもらいたい、不用心だと気になっていた玄関ドアの鍵を交換したい、といった要望を解決してもらうならリフォーム業者がいいでしょう。


リフォーム業者はそれが本業ですからお手のものです。その場で頼まなくても、日を改めてとか、近くリフォームしたい意向があれば、相談に乗ってくれるでしょう。掃除の対応と丁寧な仕事をしているかをチェックすれば、この先も付き合っていける信頼できる業者かどうかも判断できます。

松下 寛光プロフィール

[まつした・ひろみつ] 住宅アナリスト 1948年札幌生まれ。住宅産業新聞編集長を経て1993年独立、住宅から森林、環境問題まで幅広いジャンルで評論活動を展開している。プロデュース会社(有)インパルス代表取締役。
インパルス・ハウジング・ネット http://www.impulse.co.jp

 

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