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No. 48 H26
蔵造り建築をイメージ表現したハイバック。座は畳表を貼込んだ。素材はシナの木。もちろん装飾的感覚で椅子風に仕立てたもの。
ハイバックタイプの椅子の背板に装飾する場合、「建築物」が比較的よく映える。建築物にもいろいろあるが、非常に繊細で手間のかかる彫刻技術が要求される。素材の選択によっても出来上がりを左右する。従って、イメージを表現するに適した素材を慎重に選ばなければならない。
以前にも、「合掌造り」の作品を紹介させて頂いたが、寸法的に制限された平板の 上に、重厚感のある建築物を表現するには、素材(木質・木肌色・その他)の選択から入って、椅子として見られる形状や全体のバランス等、それなりに気を使う作業がある。
板の上に絵を画くのとは異なり、起伏をもって造形を表現するのであるから、可能な限り深みのあるアクセントで立体感を出したいと思うが、それにも限界があり、その事にあまりこだわると、椅子の「形」が崩れていってしまう。
・椅子の種類:ハイバック
・縮 尺:およそ1/5
・木素材:シナ
・仕上げ:木彫オイル
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