消費者の勉強不足を指摘する声もありますが、被害者である方たちの大半が判断力に問題のある高齢者や認知症患者であることを考えれば、多くが供給側のリフォーム業者側の問題だといえます。また、詐欺まがいのリフォーム業者の問題もありますが、施工技術不足や接客面で顧客とトラブルを繰り返すというような、不良会社にも問題があることを忘れてはなりません。
その背景には、法的には、金額が500万円以下の小工事(多くのリフォーム工事)には、建設業法に定められた免許や届け入れ義務が必要でないからです。
極端な話、日曜大工程度の腕もない素人を職人・大工さんにして、建設とは無関係の業から転進してきた営業マンが、注文取りに走る、といったスタイルの「リフォーム業者」の参入が後を絶ちません。それらの業者の一部が悪徳へと走り、他の部分がクレームだらけのリフォームでトラブルメーカーとなるのです。
一方で、従来からのまじめに地元でコツコツと住宅建築やリフォームを手がけてきた、技術力はもちろん顧客満足度においても定評のあるリフォーム専門店・工務店も少なからず存在します。