近頃では、新築でも一階建ての平屋に秘かに人気があります。私が取材した神奈川県綾瀬市の事例では、リフォームの事例ではありませんが、建て替えでもともとの2階建てを平屋から建替えることにこだわった、平成19年6月11日入居のオーナーさんの話です。
ご主人は、残りの約1年後にサラリーマン生活からリタイアの予定で、定年後にこの家でご夫婦2人仲良く静かに悠々自適で暮らしたい、と2階建ての住宅を1LDKのワンルームの平屋に建替えました。ご夫婦一緒のところにお邪魔しました。
「クーラーも今27度くらいにしてありますが、それでも暑いという気もしないですね。今日は気温がかなり上がっているのですが。また、天井の吹き抜けがかなり高いので、それのかげんもあるのかも知れないのですが。
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2階建てを平家に建替え
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前は2階建ての普通の建売住宅を31年前に買ったもので、昔の建てれば売れるという時代の酷い安普請でしたから、よけい業者の選定には気を使いました。最初から建替えるときに、二人だけの小さいうちでいい、と二人で話し合って決めていました。あまり大きな家でもないので、建築業者としてはそれほど儲けがないからいい顔をしない。2階家から平屋になりましたがその方が住まい勝ってはいいですね。だいたい前の家では、2階は物置状態になり、あまり2階に上らなくなくなっていましたね。それで話が煮詰まって、部屋数を少なくしてこういうプランが欲しいということで決めました。
この金額では平屋は建てられない、と2件のメーカーに依頼して断られました。営業マンには、平屋というと鼻で笑われてしまう有様でした。プレハブの大手メーカーの展示場にも行ったが、23坪の平屋だと相手にしてくれないのです。平屋は思った通りには行かないですよ、ともいう。「平屋でもいいよ、坪単価は変わらない」とも言ってくれました。それに家に対する社長の思いが感じられたので、お願いすることになったわけです。
台風の日でもそんなに揺れを感じなかったし、前のように夜中にとび起きることはなかった。前の旧い家の場合は1階にいてもガタガタとすごく揺れたものでつい、比較してしまいますが。もちろん建てたばかりでガタガタするのでは困るのですが」というもの。
先のリフォーム事例のような、生活動線や耐震面でもメリットを感じているようです。