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9月1日は防災の日で、この日をスタートとして今月中、東京都をはじめ関東各都県で、避難訓練などの災害時を想定した防災訓練などが催されます。1923年(大正12年)のこの日に起きた「関東大震災の教訓を忘れない」という意味と、この時期に多い「台風への心構え」の意味もこめて制定されました。9月は、防災意識を高めるための展示会やイベントが多く 、震災や台風の被害対策などすまいの防災について考える絶好の機会です。
ところで、過去の大きな災害を振り返ると、1995年の阪神・淡路大震災や新潟県中越地震では、建物自体は大丈夫でも、多くの家で家具が転倒、落下し、家具の下敷きになったり、割れたガラスなどでケガをした被害が多数でました。建物が倒壊しない程度の揺れであっても、家具の転倒により下敷きになって負傷もしくは死亡が報告されています。
家具の転倒・落下により、ケガをするだけでなく、倒れた家具により、部屋の出入り口や廊下がふさがれ、避難することが困難にもなります。
にもかかわらず、避難訓練より家具転倒防止の対策が少数という調査結果もあります。家具転倒防止の重要性は、もっと注目されてもいいのではないでしょうか。防災・耐震というと何か大掛かりな対策だけを想定しがちですが、簡単に誰でも実行出来る効果的な対策もあります。
8月29日のNHKの朝のNEWSでは、東京・
武蔵野市
では家具転倒防止の一般市民の対策に、1万円を限度に補助金を出すことを決めたと報じています。このような自治体の施策によって、市民の命を守る防災の具体策がより浸透していくことを期待したいものです。

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