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■設備と建材のトレンド情報
 
<IHクッキングヒーター>
 IHクッキングヒーターの最新情報

住宅ライター
香川喜久江

●便利さと掃除のしやすさで人気上昇

松下電工の記者発表会に行ってきました。今回は「オール電化の取り組みについて」ということで、IHクッキングヒーターとエコキュートの新商品について発表がありました。その中で、IHクッキングヒーターの最新情報をお伝えします。

火を使わず、磁力線の働きで鍋そのものが発熱して調理するIHクッキングヒーター。IHの場合はトッププレートが熱くならないため、吹きこぼれなどもすぐに拭き取ることができ、掃除の手間が省けることもあって人気が高まっています。また、当初は使えなかったアルミや銅などの鍋が使えるオールメタルタイプが登場し、3つ口の全部がオールメタルという機器も。便利さに惹かれて認知度も上がり、取り入れる人も増えているようです。同社では昨年発表した「光火力センサー」に加えて、2008年7月1日に発売予定のIHクッキングヒーターは、光火力センサーに「予熱おまかせ機能」や「光る天面ナビ」などを加えてより使いやすく進化しています。

●光火力センサーによって鍋フリも可能に

では光火力センサーの機能を簡単に説明しましょう。光火力センサーは、文字通り鍋底の火力を光で見張るセンサー。トッププレートの内部に組み込まれたセンサーが鍋底の温度を見張っています。もし、温度が低下したら、赤外線によって素速く正確に検知して、鍋底温度をすぐに高温に戻します。新たな食材を投入したときの温度低下、あるいは鍋がトッププレートから離れたときも素速く感知して、鍋を高温に戻してくれます。以前は鍋の温度が低下すると検知速度が遅かったために、元の温度に戻すのが遅くなって水分が出てべちゃべちゃになることもあったようです。光火力センサーの採用により安定した高火力調理ができ、炒め物の調理の際には野菜から出る水分を飛ばしてシャキッとした仕上がりになるそうです。以前の製品では厳禁だった鍋フリも、もちろん光火力センサーの採用で可能になりました。

今年の商品では、この光火力センサーに「予熱おまかせ機能」が付きました。金属製の鍋なら材質によって異なる予熱時間を自動で判別して予熱完了を知らせて、適温をキープしてくれます。このため、予熱の過不足による料理の失敗や、予熱のしすぎによる鍋の傷みなどを防ぐことができます。また、「光る天面ナビ」は、操作可能なボタンだけを点灯させることで初心者でも使いこなせるようにした機能。そして「かんたん操作モード」は、加熱調理と揚げもの調理に必要な3つの操作ボタン「切/スタート」「火力アップ」「火力ダウン」だけを点灯させるもの。トッププレートにアイコン化された各操作ボタンが点灯するのでわかりやすくなっています。

また、トッププレートをスクエアデザインにしてすっきり感をさらに進化させたのも今回の新商品の特徴。オープンキッチンにふさわしい、デザインといえそうです。


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香川喜久江/かがわ きくえ
プロフィール

住宅ライター 住宅展示場の企画運営を経て、ライターに。幅広いテーマで全国各地を飛び回る。

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