topページへ お問い合わせ
Q&A
かながわリフォームコックさんとは…
満足リフォームの条件・その1
腕がいいねえ
満足リフォームの条件・その2
素材がいいねえ
満足リフォームの条件・その3
お得がいいねえ
満足リフォームの食べ方
満足リフォームのポイント
満足リフォームの食べ歩き
満足リフォームのイベント情報
満足リフォームの施工事例集
リフォームかわら版
ミニチュア椅子ファミリー
リフォームコックさん > リフォームかわら版 > コラム
リフォームかわら版
■設備と建材のトレンド情報
 
<エコキュート>
 性能がどんどん進化するエコキュート

住宅ライター
香川喜久江

●ヒートポンプ方式をより活用した家庭用給湯機

“空気の熱でお湯を沸かす”というフレーズでおなじみの「エコキュート」は、正式名を「家庭用自然冷媒(CO2)ヒートポンプ給湯機」といい、その愛称として使われています。東京電力がデンソー、電力中央研究所とともに開発したもので、現在では各メーカーで販売されています。2001年の発売以来、累計出荷台数はすでに100万台を突破しているそうです。動力としては電力を使用し、1台で家庭内ですべての給湯をまかなうことができ、現在は床暖房機能の付いた機種も販売されています。

「エコキュート」は、ヒートポンプ方式によって熱エネルギーをつくり出します。まずは、簡単にヒートポンプの仕組みを説明するとわかりやすいでしょう。

物質が液体から気体に変化する現象を気化といい、気体に変化する物質は周囲から熱を奪うため、周囲の物質を冷却することになります。逆に物質が気体から液体に変化する現象を凝固といい、液体に変化する物質はこのとき周囲に放熱し、周囲の物体は熱を与えられて加熱されます。この時の気体や液体を冷媒といいます。ヒートポンプはこの仕組みを使って、大気中の熱を圧縮機(コンプレッサ)を利用して効率よく汲み上げ、移動することによって冷却や加熱を行うシステムです。

電動ヒートポンプの電気は熱エネルギーとしてではなく、熱を移動させる動力源として使われるため、消費電力の3倍近くの熱を利用できるといわれています。従来の給湯機のように石油など化石燃料を燃やして熱を得るシステムに比べて効率がよく、環境への負荷が低いシステムといわれています。

従来、ヒートポンプ方式はエアコンなどに多く利用されてきました。これを給湯システムに使ったのが、「エコキュート」です。

●冷媒をフロンに代えてCO2を使用するなど環境にも配慮

「エコキュート」はヒートポンプ式であることに加えて、昼間よりも割安な夜間電力を使用して沸かしたお湯を貯湯して使用することで、ランニングコストを大幅に低減できます。また、ヒートポンプの場合は、冷媒としてフロンを使っていましたが、「エコキュート」では自然界に存在する二酸化炭素(CO2)を使用しているため、オゾン層破壊や温暖化ガス排出の抑止にもつながります。

家庭で使用されるエネルギーの3分の1は給湯です。「エコキュート」は、省エネ、省コスト、省CO2を一気に実現する給湯システムとして高く評価されています。

4月7日に行われた松下電工の新商品発表会では、「エコキュート」の需要拡大を受け、都市部の3階建て住宅や、敷地が限られた住まいへの設置など多様化するニーズに対応して、よりパワフルな「エコキュート」が紹介されていました。貯湯ユニットのタンクを高耐圧設計(従来品比の約1.6倍の高圧力)にして、湯量や湯温を安定したままシャワー流量14リットル/分を実現。2階、3階への浴室設置でも従来と比べてシャワーの勢いがよくなっているようです。また独自の高性能真空断熱材を貯湯ユニットに使うことで、保温性能が10%アップ。また、「エコキュート」はヒートポンプユニットと給湯ユニット(タンク)の2つの大きな機器を室外に設置することが必要ですが、重さを低減したり、高さを低くするなど省スペースも工夫されて性能はどんどん高まっています。


次へ


香川喜久江/かがわ きくえ
プロフィール

住宅ライター 住宅展示場の企画運営を経て、ライターに。幅広いテーマで全国各地を飛び回る。

ページのトップへ
Copyright Kanagawa Reform Cook