topページへ お問い合わせ
Q&A
かながわリフォームコックさんとは…
満足リフォームの条件・その1
腕がいいねえ
満足リフォームの条件・その2
素材がいいねえ
満足リフォームの条件・その3
お得がいいねえ
満足リフォームの食べ方
満足リフォームのポイント
満足リフォームの食べ歩き
満足リフォームのイベント情報
満足リフォームの施工事例集
リフォームかわら版
ミニチュア椅子ファミリー

リフォームコックさん > リフォームかわら版 > コラム
リフォームかわら版

■設備と建材トレンド情報
外壁編

住宅ライター 香川喜久江

サイディングや塗り壁、タイルなど外壁材の種類は多彩

外壁は人の目の高さにあり、その家のイメージを左右することにもなるので慎重に選びたい建材のひとつです。外壁材の種類はさまざまで、街を歩いて比較的多く見かけるのがサイディングです。サイディングはボード状の外壁材で、主に材料の違いで窯業系、金属系、木質系に分けられます。工場生産されるため、品質が均一で、比較的低価格なので現在のところ外壁材の主流といってよいでしょう。タイル調、石積み調、板張り風など表面のデザインも多様で、まるで本物のような質感を持つ商品も見られます。

 塗り壁もかなり一般的に見ることができる外壁材です。モルタル下地に樹脂系の素材をコテやローラーで模様を描き出したものや吹き付けなど、仕上げ方によっていろいろな表情を出すことができます。健康などへの関心の高まりから最近では漆喰や珪藻土など自然素材を使った塗り壁も増えています。

 また、タイルは焼き方や吸水率の違いで磁器質、せっ器質、陶器質に分けられます。汚れが付きにくく、メンテナンスはほとんど不要ですが価格は他の素材に比べて高め。比較的安価な塗り壁と組み合わせたり、玄関まわりにアクセントとして用いるのも方法です。そのほかシンプルモダンな住宅ではガルバリウム鋼板など金属系の外壁材も人気です。

  外壁材は面積も広いため、どれを選ぶかで価格も大きく変わります。外観イメージやコスト、メンテナンスのしやすさも考慮して、わが家に最適な外壁材を選びたいものです。

●雨で汚れを洗い流す最新技術が、ランニングコストを削減

 文字通り外壁を覆う外壁材は、耐候性、遮音性、耐火性などさまざまな性能が求められます。その一つが雨で汚れを落とす技術。太陽や風雨に年中さらされる外壁材ですが、従来は汚れの付着を防ぐ撥水性の高い表面仕上げが施されていました。汚れは付きにくいのですが一度汚れが付くと雨が降っても汚れの上を流れてしまう。その結果、数年もたつと外壁には排気ガスや煤煙などが付着、長年の間にこびりつくようになります。いつまでも美しい外壁を保つために数年前からさまざまな耐候性技術が開発、実用化されています。

 例えば従来の塗装の上に、親水性の高い特殊シリカの超微粒子の塗装を施したもの。大きさは1個10〜30ナノメートル(1ナノメートルは1mの10億分の1)といわれ、このシリカ粒子についている水酸基(OH)が空気中の水分子(H2O)を吸着。つまり外壁は常に薄い水の膜で覆われている親水状態なのです。汚れは水の膜の上に付着するので、雨が降れば雨水とともに洗い流されるしくみ。その後、すぐにシリカ粒子は空気中の水分子を吸収してしっとりした親水状態を保ち、次の汚れに備えます。

  汚れを、外壁に直接付けることなく雨で流すしくみは、このほかにも光触媒技術を用いたコーティング剤や、フッ素樹脂を用いた塗装材もあります。これらの技術を施した外壁材は新築時の費用は従来の外壁材よりも多少高めですが、長持ちするのでメンテナンスの回数が少なく、結果的にランニングコストも低くてすむといわれています。

シカゴに旅行した際に外壁が印象深かった家。赤みがかったパープルのラップサイディングを見て派手な家だなあと思ったものの、バルコニーの手摺り子や屋根の破風板などに使った青みの強いパープルとコーディネート。一方、淡いベージュ色を塀やバルコニー枠に用いて心地よい雰囲気に仕上がっています。そのバランス感覚に脱帽! もちろん周囲に豊かな緑があってのこと。隣家と隣家が接する日本では地域問題になっているかも知れません。右は、黒い木部と白いスタッコ風の外壁が美しいコントラストを描くのは、閑静な住宅街で見た家。赤く染まったツタが白い壁に映えていました。

次へ

香川喜久江/かがわ きくえ
プロフィール
住宅ライター 住宅展示場の企画運営を経て、ライターに。幅広いテーマで全国各地を飛び回る。

ページのトップへ

Copyright Kanagawa Reform Cook