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■設備と建材トレンド情報
現代のリラクゼーション空間「システムバスルーム」

住宅ライター 香川喜久江

一日の疲れをいやす浴室は、毎日の健康を保つうえでも快適にくつろげる場所でありたいもの。システムバスは、広く、暖かく、より機能的に進化。汚れにくく、掃除もしやすくなっています。今回はバスルームの最新情報をお届けしましょう。

 浴室の面積は従来、1坪サイズは芯芯で1680×1680mm。このスペースにシステムバスを入れると1600×1600mm、いわゆる1616といわれるこのサイズが一般的でした。最近は同じスペースをできる限り広く使えるように壁を薄くしたシステムバスが登場しています。そうしたシステムバスは、例えば1650×1650mmになり、間仕切り壁となっている洗面室と間の壁を活用したりすればさらに広がりが確保できるというわけです。

 壁を薄くしても断熱性は高まっています。床、壁、天井、さらにはバスタブまで断熱材でぐるりと包んで保温構造化。なんでも、暖熱材をパネルでサンドイッチする技術とか。入浴後30分たっても浴室は暖かいままで、5〜6時間たっても湯温は2度ほどしか下がらないそう。あとから入浴する人のために沸かし直す手間や時間も省け、なんといっても光熱費が少なくてすみ、省エネになります。

汚れにくく、汚れを落としやすい工夫も満載。バス全体のコーナーを丸くして汚れを落としやすくしたり、ドアはすっきりデザインにして凹凸をなくし、水アカによる黒ずみが付かないように。汚れがサッと落とせる人造大理石のバスタブ、水が溜まらず早く乾く床は、湿気による結露やカビも防ぎ、もちろん汚れもたまりにくいので掃除も簡単です

 気泡浴槽はもちろん多機能シャワーもさまざまなデザイン・機能のものが登場しています。テレビやオーディオシステムを組み込んだり、照明に工夫したり。浴室自体がサウナに変身するバスルームもあります。しかもデザインも美しい。バスルームが快適になるのは大歓迎ですが、入浴時間が長くなってしまうのが心配のタネという声が聞こえてくるようですね。

「サンリフレBRワイド」写真提供/サンウエーブ

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香川喜久江/かがわ きくえ
プロフィール
住宅ライター 住宅展示場の企画運営を経て、ライターに。幅広いテーマで全国各地を飛び回る。