団塊世代が定年退職することで熟練労働者が一斉にいなくなると、いろいろ社会的な影響が大きいというのが2007年問題です。私も団塊世代のひとりとして、同年代の友人たちが集まると成り行きでこの問題に触れることがあります。労働力という観点では「元気なうちは働きたい」というのが共通の認識で一致しています。
これが定年後の暮らし方になると、人それぞれで、大きく分けると田舎派と都会派に分類できるのですが、どちらかというと田舎派の方が多いといったところでしょうか。この両派は性格もそれぞれ別れ、田舎派は律儀で計画性のある行動を取るのに対して、都会派は社交的でその場の状況に応じた行動を選びます。
そんなわけで、田舎派はもう何年も前から定年後の生活を見据えて準備を進めています。ある友人は土いじりがしたいというので、休日を田舎の古民家探しに費やして2、3年になります。ウェブを通じた田舎暮らしを楽しむ集まりにも参加して情報交換に余念がありません。
古民家を購入して全面的にリフォームするのが彼の夢です。気に入った古民家が見つかったとしても、その後のリフォームには苦労するといいます。地元の大工さんか工務店に依頼したいのですが、とっかかりが全然ないのです。同好の士である先輩もみなさん苦労したといってるそうです。
老後をその地で過ごすわけですから、地元の工務店が一番です。それに、リフォームを機に地域の人たちとの交流づくりに繋がるはずです。
まだ、これはといった古民家が決まったわけでもないのに、友人はいまから心配しています。そこで、私は地元の新聞社や商工会などのサイトを探索して、掲示板に投稿してはどうかとアドバイスしました。「そんなので、本当に信頼できる工務店が見つかるかなぁー」と、さらに心配顔をしています。でも、何事もやってみなければ分かりません。