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葛西紀巳子のくらし色いろ第17回
カーテンとソファのカラーコーディネート
アメニティ&カラープランナー
葛西紀巳子

暑いですね。でも、地球温暖化を実感しているみなさんは、きっとこの夏もエコロジーを心がけているに違いありません。室内のエアコンの設定温度も、いつもよりやや高めにしている方が多いのではないでしょうか。いまや、服装だけでなく住環境にも「クールビズ」ならぬ、「クールライフ」が望まれる時代ですから。

そうなれば、やっぱりインテリアにも涼しげな雰囲気が欲しいもの。先月も、このページで寒色の効果についてご紹介しましたので、すでにカーテンなどを変えた方もいらっしゃるのかもしれません。そこで今月は、カーテンとソファのカラーコーディネートについてお話したいと思います。

インテリアをガラリとイメージチェンジするには、カーテンやソファの張り地が大きな役割を果たします。そうしたファブリックスの組み合わせ次第では、空間をセンスよく引き立たせることも、逆にヤボくさく見せてしまうこともあります。重要なのは、インテリアに使う色数を絞り込むことです。無地で1〜2色だけを使えば、もちろんすっきりしますが、柄のあるファブリックスを使って、インテリアをスマートにまとめるには、ちょっとしたコツが必要です。

たとえばここに、クリーム色と若草色の地色に赤い花柄の入ったカーテンがあります。そのカーテンにソファの色を合わせるなら、まず、カーテンに使われている色の1色を選ぶとインテリアにまとまり感が生まれます。ここでは若草色をソファの色として選んでいますが、もちろんクリーム色でも構いません。空間を大きな面積で占めた色によって、その色のイメージが反映されますので、若草色ならばフレッシュな感じに、クリーム色ならば、暖かみのある雰囲気になります。また、アクセントとして使う色は、その中で少ない面積として使われている色を使います。この場合は赤ですが、それをソファの上のクッションなどに使うと、色が連動して空間がまとまります。また、ドレープカーテンを吊り変えたなら、レースも掛け変えたいもの。この場合は、縦ストライプですので、無地か同じように縦ストライプのレースにすると、方向性が揃うので空間がすっきりします。決して、横にストライプにしないことです。何気ないことですが、このようなことにもインテリアをまとめるポイントです。

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住宅ジャーナリスト 岡田憲治 葛西紀巳子/かさい きみこ
プロフィール
()色彩環境計画室代表/アメニティ&カラープランナー。心理学専攻後インテリアデザイン、色彩、照明を学ぶ。嶋佐知子氏に師事しインテリアデザインを、ジェリィ・フォリー氏からはカラーデザイン学を学び,1993年独立。1994()色彩環境計画室を設立。住宅、病院、施設、ホテルなどの「快適な環境づくり(内外装)」を心理的+生理的+機能的+美的な視点から理論的、総合的に色彩設計していく。他方、専門家や学校教育における「まちの環境色彩教育」の必要性を提唱・実践中。

ホームページ http://www.sikisai.co.jp

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