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新・快適生活図鑑 第23回
心落ち着く快適な家を作るために
―その4、L+D+Kにむく生活実態・育った環境
               ・性格等の検証と対策―

建築家 児島敬子

LDK検証の2回目は、L+DKです。今回も生活実態・育った環境・性格等を考えて長所・と短所を検証し、快適にL+DKに暮らす対処法を考えてみることにします。

・ LD+K


※長所

・最大の長所は、L・D・Kがそれぞれ仕切られているので、調理の匂いや煙・汚れた調理器具も気にすることなく、また食事時間の来客にも顔を合わすことなく、心身ともに寛いでゆっくりと食事を楽しむことができることです。

・几帳面できれい好きな性格やきちんとけじめをつけるのを好む性格の家族がいる家庭にむくスタイルです。

・気を使う来客の多い家庭にむくスタイルで、来客から家族のプライバシーを守るという点では最も適したスタイルです。

※短所に変わる要素

1、L・D・Kを1部屋ごとに仕切るので他のスタイルに比べ広いスペースが必要になる。

2、配膳や後片付けに手間がかかり、家事を手伝う人がいないと主婦の負担が多くなる。

3、幼い時期に、あまり厳しく他人と身内のけじめをつけ過ぎると、人に心を開けにくい性格になる可能性も生まれる。

※上記1,2,3の対策

1、スペースに余裕がなくてもこのタイプを好む場合は、DとKには建具を入れず、DとLは来客のない時に大きく開け放てる引き分け戸のような建具で仕切るのがよい。

2、スペースの余裕があっても1のようにDとKには建具を入れず、袖壁や下がり壁等で仕切り、DとKとのつながりを密にして、普段から配膳や後片付けを家族で手伝い合う習慣をつける。とくに子供は小さい頃に身に付けさせるとよい。(下記図面参照)

3、よほど気を使う来客以外は建具を開け放ったままにし、来客の話し声が聞こえるような状態にする。できればその状態で来客の視線がダイニングに届かないスペースレイアウトができるのがベターです。(下記図面参照)

参考図面(上記2・3を考慮したL+D+K)


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住宅ジャーナリスト 岡田憲治 児島敬子
プロフィール
デザイナー・建築家。1983年にトータル・ライフコーディネートスタジオ「ZAZA」を開設。1988年、ヒューマンスケールで考える住環境設計を加え、インテリア建築デザイン事務所「ZAZA―YOU、CO」を設立。家が「ゆったりと豊かな時を過ごせる心のすみか」となれるスペース作りを目指し活動を続けている。著書に「インテリア製図の描き方」など。

入門 インテリアコーディネーター かんたんインテリア製図の作り方
――ヒューマンスケールに基づく快適空間の考え方」
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