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リフォームかわら版
新・快適生活図鑑 第1回
浴室にサンテラスを設けよう

建築家 児島敬子


浴室は一日の疲れを取り、心をリフレッシュするスペース
 住み慣れた家には家族の生活の歴史が刻まれています。その思い出深い歴史は大切に残しておきたいものです。
 過去の生活の歴史の上に、新しい生活の歴史を刻み、人のぬくもりが感じられる快適な居住空間を作るリフォーム。そんなリフォームを、ユーザー・施工業者・設計者の三者が、お互いの立場を尊重しながら知恵を出し合って作り上げる。それがこの場で実現できればと考えております。
 そこで私は設計者の立場からいくつか提案をしてみたいと思います。その中で参考になるものがあれば、それぞれの使い方にあうように修正して取り入れていただけたらと思います。
“浴室にサンテラスを設けよう”これが今回の提案です。
 浴室は一日の疲れを取り、心をリフレッシュするスペースです。したがってゆったりとした時を過ごせる空間でなくてはなりません。しかし敷地に余裕のない日本の住宅事情では、その位置は採光・通風が良好でない北や北西にあり、面積も一坪程度という浴室が多いのが現状です。これではゆったりと浴槽につかり、心と体をリフレッシュしようという気にはなかなかなれません。
 そこで浴室の北側か西側に、浴室から出入りできるサンテラスを設けるリフォームをおすすめします.。
 テラスには観賞用の植物などを置き、浴槽につかりながら緑を楽しむ。また天井から見える満天の星空を眺める。できればテラス窓は折れ戸にし、気候のよい折には折れ戸を開け放ち、露天風呂気分を味わう。そのようなことができる浴室であれば心も体もリフレッシュでき、入浴が楽しくなると思います。
 また日中は、このスペースを洗濯物干し場として利用することができるので、主婦は天候を気にしないで外出ができるという利点もあり、その設置効果はかなり高いと思います。
 ただ隣家からの目隠しと、冬場の暖房用設備を忘れないように計画しなければなりません。

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住宅ジャーナリスト 岡田憲治 児島敬子
プロフィール
デザイナー・建築家。1983年にトータル・ライフコーディネートスタジオ「ZAZA」を開設。1988年、ヒューマンスケールで考える住環境設計を加え、インテリア建築デザイン事務所「ZAZA―YOU、CO」を設立。家が「ゆったりと豊かな時を過ごせる心のすみか」となれるスペース作りを目指し活動を続けている。著書に「インテリア製図の描き方」など。
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