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最近、「品格」と言う言葉がよく飛び交う。人の精神 ・振る舞いであったり、様々な構造物や物の状態であったりする。品格(気品)とは一見した表面的な感覚を言うのではなく、心にしろ物にしろ、滲み出る内発的な感性に対して言うのだろう。初対面(物心共に)で品格を感じても、時の経過と共にその品格が薄れていく場合もあれば、その時は強く感じないが、じわじわと興味や気品を増して、深く魅かれていく場合もある。
人の心とは良く動くものだ。人は10種類の生命境涯を備え、喜んだり悲しんだり、怒ったり笑ったり、悩んだり楽しんだりと、それはそれはめまぐるしく変動して一日を終える。全く同じ事(物)を同じ場所で遭遇しても、その時の心理や体調の有りようで、異なる印象・見解を感じるものだ。品格を持続して感じ取れるものに遭遇したいものだ。
もちろん個人差はあるが、美しいものは美しく、面白い事は面白く、素直に感じ取れる、広く大きな懐をいつも備えていたいもの。
最近に於いて、有名デザイナーの素敵な椅子を、実物で或いは写真で拝見すると、ミニチュアで作ってみたい衝動に駆られる。図面は無いので、ある部分、想像やリ・デザインを伴うが、そうした椅子の、フォルムやイメージからくる美としての「品格」を再現するのは、ミニチュア椅子とは言え結構難しい。
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