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端材の中でもケヤキは比較的手に入れ易い。同じケヤキでも、その木によっていろいろで、刃物を受け入れやすいものとそうでないものが有り、手に取って見るとその木の性格が大体つかめる。水分が抜け落ち、枯れ木に及びそうな材がたまに見られるが、軽くてやや脆く、刃物を易く受け
入れるが、仕上げ後の艶がいまいちのところがある。
ケヤキは木色や鮮明な木目に特徴があり、木工作業に於いても手応えを感じ、事後の仕上げの仕方によって美しくもなり、重厚にもなり、色艶の美を堪能することも出来る。
ケヤキは好きな材だが、木の方から、刃物の選択や作業の腕を要求してくるようだ。どんな木でも同じだが、ケヤキは特にそう感じる。
ケヤキで盆などを彫り上げて拭きウルシを重ね、じっくりと入念に仕上げると見事な物体が出現する。長い時間に渡って格闘すると、それにしっかりと応えてくれるようだ。
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